2018/08/20

さて、前回、比較的根深い妻の「毒」に対し、「パニック」という因子を出した。
ここで、ポイントとなるのが、「取り組み方」である。
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「パニックにならないようにする」
短絡的に考えると、パニックになる原因を取り除く生活となる。でも、これははっきり言って
その場しのぎでしかない。
どちらかというと、妻は「ならないようにする」という対策を口にだしがちである。
イレギュラーなことは常に起きうるわけで、それが娘のノロ感染であり、耳鼻科の待ち時間である。
取り除くことは、はっきり言って限界があるのだ。
かならずパニックにはなってしまうわけで、その時に攻撃してしまっては意味がない。
年10回あったものが年6回に減ったところで、受ける方のイメージは全く変わらないわけである。
そんなわけで、自身と向き合うためには
「パニックになった時にどうするか」
である。ここが、私と妻との考え方の大きな違いである。私は焦った瞬間ときこそ、
対外的には、笑う。おどける。これを行う。
その分、頭の中ではフル回転で、どうすればよいのか、を考えるのである。
そして、考えがまとまってから、行動する。
つまり、私はある意味「パニックになる前に、考えを整理しなおす」
ことを実践しており、「原因と向き合い、次のベストな手を考える」という習慣を付けてきた。
まぁ、いいのか悪いのか、これは私の「毒」でもあるのだが。
そんなわけで、「毒の連鎖」を断ち切るためには「原因に向き合う」べきである。
・ なぜ子どもに過干渉なのか など
・ なぜ子供にDVしてしまうのかなど
それを、自分の親のせいにするのは簡単である。でも、そうするのが楽だから、
自分の子供にしていいのか、といったら、それは違うはず。
時には、力を振り絞って、その連鎖を止めるのが、本当の親の役目だと思う。
さて、掘り下げていった場合、このパニックに対するアクションというのは、
実はシンプルすぎる方法で対処可能なはず
1.まず、自分がパニックを起こしていることを認識する
2.次に深呼吸して、気持ちを落ち着ける
3.それこそ、一回、お茶を飲むとかしても良い
4.今必要な作業の優先度をかんがえる
5. 優先度を振った後に、スケジュールを切りなおす
6. あふれるようなら、協力を仰ぐ
つまりは、パニックおこしそうだな、と思ったら、とりあえず
気持ちを落ち着けろ、とただそれだけである。時間にして1~2分。その程度、誰も気にもしない。
でも、それができないからパニックになるわけである。
だから、「パニックが収まるまでとりあえず一度座って深呼吸する」
まずはこれだけ徹底する、ということをやるだけでまずはずいぶん改善するはずである。
実は同じことを何度か妻に言ってはいるのだが、なかなか、実行は難しいようである。
しかし、それはある意味「甘えている」部分があるのだと思う。
「何が何でも乗り越える」という強い意志を持てるか持てないか、これが重要であるが、
妻はどうしても、これまでの経験上「リスクを負わない」方向に走りがちであり、
変わるというリスクに対して積極的に手を打っていない、というのが私の分析である。
だが、今や、変わらないといけないときであると思う。だからこそ、家族みんなで
変わっていく必要があるのではないか、と考える。